樹木の寸法測定
試作
最初に1回だけ、カメラの画角合わせをしてください(道具はいりません。やり方は下の「測り方」→「はじめに」)。
📖 測り方(はじめての方はここから)
- スタッフを幹の手前(自分の側)に、下の端を地面につけてまっすぐ立てる。
- 木の全体(梢まで)が入る所まで下がる(10〜15m)。スマホを縦に持って「📷 樹高・枝張を測る」→ 止めて撮る。
- 写真を順にタップ:1スタッフの下の端 → 2スタッフの 1m の目盛り → 3梢 → 4枝先の左 → 5枝先の右。
指を離すまで拡大鏡が出るので、ずらして合わせます。 - 結果を見て「決める」。枝張は、直角の向きからもう1回測ると平均します。
💡 遠くから測るときは、1m より上の目盛り(2m など)をタップして、画面の下の「目盛りの間」にその長さを入れると正確になります。
💡 先に幹周を測っておくと、幹の太さの分を足して、樹高がより正確になります。
💡 梢が画面に入らないときは、同じ場所から上を向けて「写真を足す」。
- スタッフを幹の真ん前(スマホを向ける側の真ん中)に、幹にくっつけて、下の端を地面につけて立てる。
- 幹から1〜2m離れて「📷 幹周を測る」。スタッフの下の端と、高さ1.2mあたりが入るように撮る。
- 写真を順にタップ:1スタッフの下の端 → 21m の目盛り → 黄色の 1.2m の線が出る → 3その高さで幹の左の輪郭 → 4右の輪郭。
- 結果を見て「決める」。
💡 幹は円として計算します。楕円の幹は向きを変えてもう1回測ると平均します(小さい木は巻尺の方が早くて正確です。「巻尺の値を入れる」)。
💡 株立ちは、幹ごとに測ってから「株立ち」に印を付けると、合計×0.7 を出します。
はじめに(1回だけ):カメラの画角合わせ
- 「設定」→「📷 画角を合わせる」。道具はいりません。
- 10m以上先の目立つ点(窓の角・電柱の先など)を、1枚目は画面の上のほうに入れて撮る。
- スマホを上に傾けて、同じ点を画面の下のほうに入れて2枚目を撮る。
- 両方の写真で、その点をタップ →「決める」。2〜3回やると平均します。
距離の手がかりの選び方(写真に印を付ける画面の下で切り替え)
| スタッフ(おすすめ) | スタッフの下の端と目盛りから距離を出す。斜面でもそのまま使える。 |
|---|---|
| レーザー・歩測 | 距離計で幹の、自分の目の高さの所を狙った距離(水平距離)を入れる。根元をタップ。 |
| スマホの高さから | 道具なし。平らな所だけ。設定の「スマホの高さ」(地面からレンズまで)を一度巻尺で測って入れておく。根元をタップ。 |
一度選んだ方法は、次からも同じ方法で始まります。
しくみと精度
写真の中の位置と、撮ったときのスマホの傾き(傾きセンサー)から、それぞれの点がどの角度に見えるかを出し、測高器と同じ三角測量で長さにします。スタッフを使うときは、スタッフの下の端と目盛りの角度の差から距離を出すので、スマホの高さや地面の傾きは関係しません。
- 樹高・枝張:スタッフ・距離計を使うと ±3〜5%、スマホの高さからだと ±5〜7%(梢が見えにくい木、傾いた木では大きくなります)
- 幹周:±1〜3cm
測った値の横の「±」は、傾きセンサーのずれ(0.3°)・タップのずれなどから見積もった幅です。実際の木で巻尺・測高器の値と比べて確かめてください。
樹高 H—
枝張(葉張)W—
樹高と同じ写真で測れます。向きによって幅が違うときは、直角の向きからもう1回測ると平均を出します。
幹周 C—
記録
設定(スマホの高さ・画角・距離計)
いつもの構え方で、地面からカメラのレンズまでを一度巻尺で測って入れてください。樹高・幹周の距離はここから計算するので、3cm違うと約2%ずれます。
カメラの画角:
樹高・枝張の「±」の見積もりに使います。お使いの距離計の説明書の精度(例:±0.5m)を入れてください。